メリークリスマス!
ご無沙汰致しておりますが、皆さまお元気でお過ごしですか?!
早速ご報告ですが、昨夕、永青文庫「春画展」が大好評のうち閉幕致しました。
3ヶ月間の入場者数がなんと210,220人に達しました。まさに奇跡的数字といえます。
昨夜は午後8時に閉場して、9時に関係者、スタッフで乾杯をして春画展成功を祝いました。展覧会が始まる前からのいろいろな困難や不安を考えると本当に感無量です。
春画に対する偏見や自主規制、そして警告などいろいろありましたが、「表現の自由を勝ち取った!」と声高に叫ぶつもりはありません。これだけ多くの人々が会場に詰めかけ、熱心に楽しそうに展示を見ていただいたことが何より全てを物語っていると思います。
来場者に若い女性が多いのに驚かれた向きもありましたが、統計を取ってみると老若男女それぞれ実に良いバランスでした。江戸時代もこんな風だったのかもしれません。
本当にいろいろな方のお力添えで実現した展覧会と認識しています。ここにあらためて御礼を申し上げます。それから、やはり時代の変化もあると思います。「風穴」は少し開いたかもしれませんが、ここで気をゆるめることなく、2月6日からの京都細見美術館での巡回展に向けて関係者一同頑張るつもりです。どうぞ皆さまも引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。